運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
31件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

  • 1
  • 2

1952-07-05 第13回国会 参議院 本会議 第63号

反対の理由の第一は、昨年九月にサンフランシスコ会議調印された対日平和條約の第九條に基きまして、アメリカが主導して、昨年秋東京において米、加、日の国際会議が開かれ、いろいろと折衝いたしました結果、三国間に仮條約の調印が行われましたが、本條約は本年四月二十八日、サンフランシスコ平和條約の効力が発生しましたので、改めて本條約として調印されたのにほかならないのであります。

岡田宗司

1952-07-05 第13回国会 参議院 本会議 第63号

従つて領土の問題につきましては、後刻これは私の賛成の理由の点で申上げたいと存ずるのでございまするが、こういう問題について、後刻私は政府に対しまして、その主権回復に向いまして努力を強調するつもりでございまするが、先ず先刻インドとの平和條約に私たちが承認を與えましたこの成立に対しましては、我が国の一部のかたがたから、サンフランシスコ平和條約に調印することは、我が国アジア孤兒になることであると、こういうような

島清

1952-07-05 第13回国会 参議院 本会議 第63号

政府説明によりますると、昭和二十六年十二月二十四日の、いわゆる吉田・ダレス書簡に示されておる通り政府は窮極において日本の隣邦である中国との間に、全面的な政治的平和と通商関係樹立を望んでおるのでありますが、一方中国は、カイロ宣言及び我が国が受諾したポツダム宣言当事国であるにかかわらず、過日発効サンフランシスコ平和條約の当事国となるに至らず、これがために同條約の規定によつて我が国が権利を放棄

有馬英二

1952-06-27 第13回国会 参議院 外務委員会 第44号

これはやはりサンフランシスコ平和條約との問題に繋つでおる。そういうことから私はやはりそのインドネシアが日本との平和條約の批准を遅らすようになつたものだと、こう見ざるを得ない。勿論直接日本との問題について或いは賠償等の問題についての理由もあるが、一般的に言つてそういう関係にある、こう見ざるを得ない。

岡田宗司

1952-06-17 第13回国会 衆議院 本会議 第55号

サンフランシスコ平和條約の第九條におきまして、日本は、公海における漁獲の規制または制限並び漁業保存及び発展規定する二国間及び多数国間の協定締結する義務を課せられております。従つて、われわれは、今回の漁業條約を締結することにより、サンフランシスコ平和條所定義務を、アメリカ合衆国及びカナダとの関係において完全に果し得ますることは、まことに同慶にたえないところであります。  

佐々木盛雄

1952-06-16 第13回国会 衆議院 外務委員会 第35号

サンフランシスコ平和條約第九條により、「日本国は、公海における漁猟の規則又は制限並び漁業保存及び発展規定する二国間及び多数国間の協定締結する」義務を負つております。従つてわれわれは、本條約を締結することにより、サンフランシスコ平和條所定義務アメリカ及びカナダとの関係において、ここに完全に果し得ることは、まことに御同慶にたえないところであります。

佐々木盛雄

1952-06-14 第13回国会 衆議院 本会議 第54号

政府当局説明によりますれば、インド種々理由によりサンフランシスコ平和條約に参加しなかつたのでありますが、本年四月二十八日、すなわちサンフランシスコ條約の最初の効力発生の日に、インド政府日印間戰争状態終結告示を発出し、また同日付両国間の交換公文により、爾後両国間に外交領事関係が開かれることとなつた次第であります。

仲内憲治

1952-06-14 第13回国会 衆議院 本会議 第54号

インドサンフランシスコの対日平和会議には参加しなかつたのでありますが、そのおもなる理由は、サンフランシスコ平和條約が領土及び外国軍隊駐留等の点において日本の完全な主権を回復するのに不十分なりと認めたことにあるのでありまして、長年の間、独立のため血みどろの騒争を続けて参り、遂に宿望の独立をかち得たインド国民の、占領より独立への第一歩を踏み出ざんとする新生日本に対する好意ある態度に由来するものであると

北澤直吉

1952-06-14 第13回国会 衆議院 外務委員会 第34号

全面講和を主張する人々は、サンフランシスコ平和條約は、日本アジア孤兒にするものである、こういうことで非難したのでありますが、今回のインドとの平和條約によりまして、この非難は事実をもつて完全にくつがえされたことになるわけであります。私どもは今回の平和條約によりまして、日本インドその他東南アジア諸国との関係が、ますます緊密な関係に入つて行くことを心から念願するわけであります。  

北澤直吉

1952-06-14 第13回国会 衆議院 外務委員会 第34号

岡崎国務大臣 どうも私にはその間の事情はよくわかりませんが、われわれが條約上から考えておりますのは、よその国にこのサンフランシスコ平和條約と同じような利益以上のものを與えないのが原則であり、與えた場合には、他の国にもこれを及ぼすということだけを考えておりまして、日本の方により以上の利益を與えるような條約を結ぶことについては、日本は條約上とめられてもおらないし「また事実上もそれはさしつかえないものである

岡崎勝男

1952-06-13 第13回国会 衆議院 外務委員会 第33号

そうでなければインドサンフランシスコ平和條約に参加しなかつた意味がないからであります。そこで私はこの意味におきまして、今回締結せられました日本インドとの新條約の性質は、サンフランシスコ講和條約の性質とは根本的にその性質を異にしておるものである、私はこう解釈するよりほかに、ネール外交精神のもとにおいて日本と條約を結びましたこの條約の性質の解釈の仕方がないと考えるもの皆あります。

黒田寿男

1952-06-13 第13回国会 衆議院 外務委員会 第33号

従つてこの問題についてはサンフランシスコ平和條約の御審議を願つた際にすべて申し上げてあるのでありますが、念のため申し上げますれば、たとえば普通の場合は御説の通りでありますが、魚がだんだんとり盡されて年々減つて来るというような事態もあるわけです。そういう場合には満限とよく申しますが、もう一ぱいとつておる、これ以上とれば減るという場合、そういう場合には満限に至る程度にしかとらない。

岡崎勝男

1952-06-13 第13回国会 衆議院 外務委員会 第33号

ただ私が問題点としてお尋ねしましたのは、二国間の條約の内容という点についてというよりも、二国間の條約は、第二十六條によるとサンフランシスコ平和條約と同一ないし同性質の條約でなければならぬという意味か。先ほど申しましたように、サンフランシスコ平和條約にはアメリカ外交方針が露骨に現われておるが、そういうサンフランシスコ條約と同性質のものでなければならぬという意味か。

黒田寿男

1952-06-07 第13回国会 衆議院 本会議 第51号

二、両国間の戰争状態の存在の結果として生じた問題の解決については、原則としてサンフランシスコ平和條約の相当規定に従うこととし、特に本條約に別段の規定あるものはこれによることとしたこと。  三、サンフランシスコ條約第十四條(a)1において、わが国当該連合国に対して役務賠償を提供すべきことを約しているが、中華民国はその利益を自発的に放棄したこと。  

仲内憲治

1952-06-07 第13回国会 衆議院 本会議 第51号

日本は、サンフランシスコ平和條約第五條におきまして、国際連合憲章従つてとるいかなる行動についても国際連合にあらゆる援助を與え、かつ、国際連合防止行動または強制行動をとる国に対しても援助供與を愼むことを確約いたしておるのでありまするから、この平和條並び国際連合憲章規定から考えましても、中共が今日のごとき侵略行為を放棄して、真の平和愛好国家とならざる限り、日本との経済提携樹立が不可能なことはいうまでもないのであります

佐々木盛雄

1952-06-04 第13回国会 衆議院 外務委員会 第29号

この日華條約はサンフランシスコ平和條約に示された諸原則従つて締結されておりまして、個々條文サンフランシスコ條約の條文中当該事項取扱つた條項にならつて作成されてありますので、さきサンフランシスコ條約の審謹に当りましたわれわれといたしましては、本條約の個々條文につきましては、賛否は別といたしまして、特に研究を要するというようなものは比較的少いのであります。

黒田寿男

1952-05-28 第13回国会 衆議院 外務委員会 第27号

サンフランシスコ平和條約においては、すでに連合国側において決定した戰犯の判決に関しては、これを日本国において引継ぐことになつておつたのでありますが、今度の日華條約の議定書によりますと、これが除外されることになつております。従つて中華民国に関する限りにおきましては、中華民国戰犯は当然日本側に引渡されるものと考えるわけであります。

佐々木盛雄

1952-05-23 第13回国会 衆議院 外務委員会 第26号

その点をもう少し詳しく申し上げますと、中国側としましては、できるだけサンフランシスコ平和條約に近いものにしたいという希望があつたわけでありますが、サンフランシスコ條約に近いものにしたいといいましても、現実状態がそれとは大分隔たつておる状態にありますので、中国側希望はそうでありましたが、わが国の方ではなるべく現実状態に近いものにしたいということで、中国側希望とわが政府希望といろいろ突き合せた

倭島英二

  • 1
  • 2